結婚指輪の色(地金の種類)選びのポイント
結婚指輪のデザインを選ぶ時に、みなさんがこだわるポイントは、やっぱり「色」です。
結婚指輪はファッションリングとは違って、毎日、しかも一生着けるもの・・
だからこそ、ずっと飽きずに好きだと思えるものを選びたいですよね。
ateier tamariで選択できる「地金」について詳しくご紹介をさせていただきます。
目次
お取り扱いの地金
写真は左から
K18ライム/K18ピンク/K18イエロー/K20イエロー/K18シャンパン/K18ホワイト/Pt950
※他、特注地金として、K18グレーもございます。
それぞれの特徴についてお話ししたいと思います。
シルバー系の色地金(シャンパン ホワイト プラチナ等)
写真は左から K18シャンパン K18ホワイト プラチナ K18グレー です。
K18シャパンゴールドは、プラチナとゴールドの中間色のような色味です。
アトリエタマリでは最も人気の高い地金です。どのデザインでも素敵に仕上がること、また、男女どちらにも似合うという点も人気の理由です。
K18ホワイトゴールドは、プラチナよりもブラウンがかっていますが、シャンパンゴールドよりはゴールド味は少ないです。
K18グレーゴールドは、プラチナを黒くしたような色で、「ブラックゴールド」とも呼ばれます。
高価な純金とパラジウムのみで作っている地金で、高級素材ですが、柔らかいというデメリットがあります。
強度を出しながら制作はしているのですが、制作は幅広のリングのみに限らせていただきます。
プラチナについては、当ページのもう少し下の方で詳しくご説明します。
ホワイトゴールドは剥げるのですか?
K18ホワイトゴールドは、「剥げる」「変色する」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、
一般的に「ロジウムメッキ」というプラチナのような色のメッキをかけたゴールドを、ホワイトゴールドと呼ぶことが多く、メッキなのでこの場合は徐々に剥げてきてしまいます。
アトリエタマリのホワイトゴールドは、地金の配合で出している色で、ロジウムメッキはしていませんので剥げてくることは無いので、安心してくださいね。
ゴールド系の地金(18金や20金)
- イエロー系 K18イエロー(上写真 真ん中)とK20イエロー(上写真 右)がございます。
適度な硬さがあり、と色味が安定しています。atelier tamariのどのデザインにも合うものです。
2.グリーン系 K18ライム(上写真 左)
K18ピンクゴールドは、アトリエタマリでお取り扱いの地金の中では最も硬いので、細身のリングにもおすすめできます。
ピンクゴールドは、硬さもあり肌色に近い色味が男性にも着けやすいゴールド地金です。
※K20ピンクは定番でのお取り扱いは終了となりました。店頭でのご相談により、特注でお引き受けは可能です
ゴールドは変色しますか?
色によっても変化には違いがあるのですが、K18グリーンやライムは銀が多めに入っているため、酸化で黒っぽく変色することがあります。
その他のゴールド系の地金は、純金が経年により色はやや深みを増してゆくため、徐々に濃いゴールド色になることがあります。
ホワイトゴールドやシャンパンゴールドなど、シルバー系は色の変化は少ないと思います。
万が一の変色については、アトリエタマリの無料メンテナンスでお直しが可能なのと、
シルバーアクセサリーのような強い変化はありませんのでご安心くださいね。
※温泉・プールでは変色しますので、必ず外して入ってください。
10金や、18金や20金ってどういう意味なのですか?
K18(18金)とは、純金(24金)に、銀や銅・パラジウムなどの地金を混ぜた合金です。
純度が 18/24 つまり・・75%純度の金 ということです。
一般的にジュエリーでよく使われている K10(10金)と比較すると、
18金の方が純度が高い=変色しにくく肌に優しい
という理由で、結婚指輪や婚約指輪に多く使われています。
割金(純金に混ぜていく金属)によって、色が変えられるので、多彩なバリエーションのカラーが楽しめます。
K20(20金)とは、その純度が 20/24 ・・ つまり、約80%純度の金 です。
K20は、K18よりもさらに純金の配合割合が高いため、重みもあり、色味も濃く高級感があります。
プラチナってどういうものなのでしょうか?
プラチナは白く輝く希少な金属(レアメタル)です。
同じ白い地金「シルバー」と近い色ではあるのですが、重みがあり、シルバー(銀)とは比較にならないくらいの高級感があります。
アトリエタマリでは、「プラチナ900とハードプラチナ950という2種類のプラチナ」をデザインに合わせて使っています。
プラチナ900の方は、パラジウム(希少な白い金属です)とだけ混ぜて作ったもので、
粘り強さがあり、また加工もしやすく、テクスチャーを叩きながら入れていくデザインに主に使用しています。
ハードプラチナ950については、万年筆のペン先に使われる地金(ルテニウム)を配合することで、95%純度という高い純度で硬さも実現したものになります。
製作工程上の「向き不向き」があるので、使い分けています。
結婚指輪はプラチナが良いのか、ゴールドが良いのか。
プラチナか、ゴールドか・・ ショールームでお話をお聞きしていて、多くの方が悩むポイントです。
海外ではゴールドの結婚指輪がメジャーなのですが、日本では圧倒的にプラチナが多いとのこと。
アトリエタマリでは、ゴールドを選ぶ方も多く、「好きな色、似合う色を着けたい」というご意見。
肌に馴染むことや、傷がついても味わいとなるような
ゴールドならではの豊かな表情を持つ指輪を求めている方が、アトリエタマリには多いからかもしれません。
ゴールドの中でも、シャンパンゴールドやホワイトゴールドなど、シルバー系の色味は
結婚指輪らしい雰囲気が出るので、特に人気があります。アンティークなデザインにもぴったりです。
プラチナだと白すぎて肌に浮いて見える・・といった場合、シャンパンゴールドやホワイトゴールドを選んでみてはいかがでしょうか。
↓ 左はK18ホワイト 右はK18シャンパンです。ダイヤモンドも地金に馴染むブラウンダイヤモンドを選びました。
とはいえ・・根強い人気があるプラチナです。
プラチナは18金よりも高純度(90%または95%)でアレルギーのある方にも安心なのと、変色の心配もほとんどありません。
(ご希望によってはピュアプラチナでの制作も承ります。)
プラチナの何よりの魅力は”白い色と輝き” ・・
そして“結婚指輪や婚約指輪ならではの地金”という点も、結婚への気持ちを高めてくれます。
プラチナの白さは、留める宝石の色を最も美しく見えます。
↓ブルーダイヤモンドもくっきりと色味が出ます。グリッターテクスチャーの輝きも際立つようです。
↓エンゲージリング(婚約指輪)
ダイヤモンドをもっとも引き立てるのはプラチナ。リングアームのメレダイヤは、地金と一体感が出てさらに美しく見えます。
一生に一度の結婚指輪や婚約指輪。
オーダーメイドだからこそ、アトリエタマリでは9色もの色の中から選ぶ楽しさがあります。
お二人で違う色でも、また、婚約指輪と結婚指輪を色を変えても素敵です。
2色の地金を組み合わせて作ることもできます。
ショールームでは実物の地金を使い、サンプルを製作しているので、実際に手に取り
地金の重みだったり、色味のニュアンスもお確かめいただけます。
有形文化財の建物でリング選びを・・
大阪(心斎橋)/ 京都(三条)の結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド・アトリエ
atelier tamari(アトリエタマリ)
○大阪心斎橋ショールーム
〒542-0081 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館301号室(tel:06-4708-3809)
○京都三条ショールーム
〒604-8083
京都市中京区三条通富小路西入中之町20番地 SACRAビル 2階 B号室(tel:075-354-5056)
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