2022.09.01 #デザイン要素 一覧に戻る

結婚指輪の色(地金の種類)選びのポイント

結婚指輪のデザインを選ぶ時に、みなさんがこだわるポイントは、やっぱり「色」です。

結婚指輪はファッションリングとは違って、毎日、しかも一生着けるもの・・

だからこそ、ずっと飽きずに好きだと思えるものを選びたいですよね。

ateier tamariで選択できる「地金」について詳しくご紹介をさせていただきます。

お取り扱いの地金

写真は左から

K18ライム/K18ピンク/K18イエロー/K20イエロー/K18シャンパン/K18ホワイト/Pt950

※他、特注地金として、K18グレーもございます。

それぞれの特徴についてお話ししたいと思います。


シルバー系の色地金(シャンパン ホワイト プラチナ等)

写真は左から  K18シャンパン K18ホワイト プラチナ K18グレー です。

K18シャパンゴールドは、プラチナとゴールドの中間色のような色味です。

アトリエタマリでは最も人気の高い地金です。どのデザインでも素敵に仕上がること、また、男女どちらにも似合うという点も人気の理由です。

K18ホワイトゴールドは、プラチナよりもブラウンがかっていますが、シャンパンゴールドよりはゴールド味は少ないです。

K18グレーゴールドは、プラチナを黒くしたような色で、「ブラックゴールド」とも呼ばれます。

高価な純金とパラジウムのみで作っている地金で、高級素材ですが、柔らかいというデメリットがあります。

強度を出しながら制作はしているのですが、制作は幅広のリングのみに限らせていただきます。

プラチナについては、当ページのもう少し下の方で詳しくご説明します。

ホワイトゴールドは剥げるのですか?

K18ホワイトゴールドは、「剥げる」「変色する」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、

一般的に「ロジウムメッキ」というプラチナのような色のメッキをかけたゴールドを、ホワイトゴールドと呼ぶことが多く、メッキなのでこの場合は徐々に剥げてきてしまいます。

アトリエタマリのホワイトゴールドは、地金の配合で出している色で、ロジウムメッキはしていませんので剥げてくることは無いので、安心してくださいね。


ゴールド系の地金(18金や20金)

  1. イエロー系  K18イエロー(上写真 真ん中)とK20イエロー(上写真 右)がございます。

適度な硬さがあり、と色味が安定しています。atelier tamariのどのデザインにも合うものです。

2.グリーン系 K18ライム(上写真 左)

左から K18ライム イエロー K20イエロー

K18ピンクゴールドは、アトリエタマリでお取り扱いの地金の中では最も硬いので、細身のリングにもおすすめできます。

ピンクゴールドは、硬さもあり肌色に近い色味が男性にも着けやすいゴールド地金です。

※K20ピンクは定番でのお取り扱いは終了となりました。店頭でのご相談により、特注でお引き受けは可能です

ゴールドは変色しますか?

色によっても変化には違いがあるのですが、K18グリーンやライムは銀が多めに入っているため、酸化で黒っぽく変色することがあります。

その他のゴールド系の地金は、純金が経年により色はやや深みを増してゆくため、徐々に濃いゴールド色になることがあります。

ホワイトゴールドやシャンパンゴールドなど、シルバー系は色の変化は少ないと思います。

万が一の変色については、アトリエタマリの無料メンテナンスでお直しが可能なのと、

シルバーアクセサリーのような強い変化はありませんのでご安心くださいね。

※温泉・プールでは変色しますので、必ず外して入ってください。

10金や、18金や20金ってどういう意味なのですか?

K18(18金)とは、純金(24金)に、銀や銅・パラジウムなどの地金を混ぜた合金です。

純度が 18/24 つまり・・75%純度の金 ということです。

一般的にジュエリーでよく使われている K10(10金)と比較すると、

18金の方が純度が高い=変色しにくく肌に優しい

という理由で、結婚指輪や婚約指輪に多く使われています。

割金(純金に混ぜていく金属)によって、色が変えられるので、多彩なバリエーションのカラーが楽しめます。

K20(20金)とは、その純度が 20/24 ・・ つまり、約80%純度の金 です。

K20は、K18よりもさらに純金の配合割合が高いため、重みもあり、色味も濃く高級感があります。


プラチナってどういうものなのでしょうか?

プラチナは白く輝く希少な金属(レアメタル)です。

同じ白い地金「シルバー」と近い色ではあるのですが、重みがあり、シルバー(銀)とは比較にならないくらいの高級感があります。

アトリエタマリでは、「プラチナ900とハードプラチナ950という2種類のプラチナ」をデザインに合わせて使っています。

プラチナ900の方は、パラジウム(希少な白い金属です)とだけ混ぜて作ったもので、

粘り強さがあり、また加工もしやすく、テクスチャーを叩きながら入れていくデザインに主に使用しています。

ハードプラチナ950については、万年筆のペン先に使われる地金(ルテニウム)を配合することで、95%純度という高い純度で硬さも実現したものになります。

製作工程上の「向き不向き」があるので、使い分けています。



結婚指輪はプラチナが良いのか、ゴールドが良いのか。

プラチナか、ゴールドか・・ ショールームでお話をお聞きしていて、多くの方が悩むポイントです。

海外ではゴールドの結婚指輪がメジャーなのですが、日本では圧倒的にプラチナが多いとのこと。

アトリエタマリでは、ゴールドを選ぶ方も多く、「好きな色、似合う色を着けたい」というご意見。

肌に馴染むことや、傷がついても味わいとなるような

ゴールドならではの豊かな表情を持つ指輪を求めている方が、アトリエタマリには多いからかもしれません。

プラチナとゴールド
プラチナとゴールドでの色違いペアも人気です

ゴールドの中でも、シャンパンゴールドやホワイトゴールドなど、シルバー系の色味は

結婚指輪らしい雰囲気が出るので、特に人気があります。アンティークなデザインにもぴったりです。

プラチナだと白すぎて肌に浮いて見える・・といった場合、シャンパンゴールドやホワイトゴールドを選んでみてはいかがでしょうか。

↓ 左はK18ホワイト 右はK18シャンパンです。ダイヤモンドも地金に馴染むブラウンダイヤモンドを選びました。

アンティークな雰囲気の結婚指輪

とはいえ・・根強い人気があるプラチナです。

プラチナは18金よりも高純度(90%または95%)でアレルギーのある方にも安心なのと、変色の心配もほとんどありません。

(ご希望によってはピュアプラチナでの制作も承ります。)

プラチナの何よりの魅力は”白い色と輝き” ・・ 

そして“結婚指輪や婚約指輪ならではの地金”という点も、結婚への気持ちを高めてくれます。

プラチナの白さは、留める宝石の色を最も美しく見えます。

↓ブルーダイヤモンドもくっきりと色味が出ます。グリッターテクスチャーの輝きも際立つようです。

↓エンゲージリング(婚約指輪) 

ダイヤモンドをもっとも引き立てるのはプラチナ。リングアームのメレダイヤは、地金と一体感が出てさらに美しく見えます。

ラウンドハパヴェ婚約指輪プラチナt0.2ct

一生に一度の結婚指輪や婚約指輪。

オーダーメイドだからこそ、アトリエタマリでは9色もの色の中から選ぶ楽しさがあります。

お二人で違う色でも、また、婚約指輪と結婚指輪を色を変えても素敵です。

2色の地金を組み合わせて作ることもできます。

ショールームでは実物の地金を使い、サンプルを製作しているので、実際に手に取り

地金の重みだったり、色味のニュアンスもお確かめいただけます。

結婚指輪の色選びのポイント


有形文化財の建物でリング選びを・・

大阪(心斎橋)/ 京都(三条)の結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド・アトリエ

atelier tamari(アトリエタマリ)

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〒542-0081 大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館301号室(tel:06-4708-3809

○京都三条ショールーム

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