2023.01.18 #デザイン要素 一覧に戻る

リングの内側の石留め

マリッジリング(結婚指輪)の内側に、シークレットストーンを留めることができます。

誕生石の一覧は以下の通りです。

1月 ガーネット/Garnet

「友愛」「真実」などの意味を持ちます。和名では柘榴(ざくろ)⽯と呼ばれています。

朱赤のような、まさに柘榴のような色です。

どの地金にも似合うと思います。

上の朱赤の石がガーネット(下はタンザナイト)

2月 アメシスト/Amethyst

「心の平和」「愛情」という意味合いを持ちます。

和名では紫⽔晶(クオーツ)です。

身につけることで冷静な気持ちになれそうな石ですね。

上 薄紫の石が「アメシスト」(下はアクアマリン)

3月 アクアマリン/Aquamarine

「聡明」「冷静」といった意味を持ちます。エメラルドと同じ鉱物名ベリル(緑柱⽯)の薄い青色の宝石。

触れていると落ち着く石とも言われています。

極薄い水色〜黄緑で、地金の色が映り込み個体によって色が違って見えます。

上の薄水色の石がアクアマリン (下はルビー)

4月 ダイヤモンド/Diamond


「永遠」という意味を持ちます。モース硬度が10で、自然物の中で最も硬い物質です。ブライダルリングには最もおすすめできる石です。

atelier tamariでは 透明の他、ブラウン、ブルー、ブラックの4色をご用意しています。

長く使うことを重視される方には、断然ダイヤモンドをおすすめします。

上はブラウンダイヤ 下はブルーダイヤ

5月 エメラルド/Emerald


鉱物名ベリルの中で、緑色の石。モース硬度7.5 – 8 と硬いのですが、

衝撃で割れやすい為、職人としても取り扱いの難しい石です。

ただ、色の発色が美しいのでとても人気があります。



6月 ムーンストーン/Moonstone

“月の石”というロマンチックな名前で、乳白色の石です。「シラー」と呼ばれる幻想的な光の効果が見られます。

パワーストーンとして愛される石ですが、とても柔らかく、水にも弱い為

割れやすいというデメリットがあります。水仕事の時は外していただくと安心です。

上がムーンストーン(下はブラウンダイヤ)

7月 ルビー/Ruby

「愛の象徴」という意味もあり、ブライダルリングにも人気の高い石です。

ダイヤモンド同様、高品質なものは希少価値も高く高価です。モース硬度9で非常に硬いです。

ダイヤモンド同様、長く使うことを考えるとおすすめできます。


8月 ペリドット/Peridot

「夫婦愛」という意味を持ち、安らぎを与えるとされています。 オリーブ色をした薄いグリーンの石です。

薄いグリーンなので、地金の色がやや写りますが、プラチナに留めると色味はきれいに見えます。


9月 サファイア/Sapphire

「誠実で一途な愛」という意味を持ちます。

サファイアは鉱物名コランダムの、⾚⾊以外の宝⽯のことです。赤色のものは「ルビー」となります。

硬さもあるので、結婚指輪への石どめにおすすめです。

「サムシングブルー」の意味合いにもぴったりな濃い青色です。


10月 ピンクトルマリン/Pink Tourmaline

⾊のバリエーションが最も豊富な宝⽯で、ピンク、緑など様々な色をしています。

その中でも、ピンクトルマリンは「愛の石」とされています。


11月 シトリン/Citrine 

シトリンはオレンジ系黄色の水晶です。

つまりアメシストと同じ石の色違いです。

「成功や富」といった意味を持ちます。金運が上がりそうですね♪


12月 タンザナイト/Tanzanite

その名の通り、タンザニアで発見された石。大きなものは非常に高価で希少価値が高いです。

「神秘」という宝石言葉を持ちます。

青でも紫でもない、そんな色味が魅力的です。


サムシングブルーのおまじないって?

結婚式にこっそり身につけると幸せになる、と言われるアイテムが4つあります。

 Something old(何か古いもの)

 Something new(何か新しいもの)

 Something borrowed(何か借りたもの)

 Something blue(何か青いもの)

これら4つのものは”サムシングフォー”と呼ばれ、

ヨーロッパで古くから続いている、結婚式のおまじない。

つまり・・この中の Something blue(何か青いもの)のために、

結婚指輪の内側に青い石を留めて、サムシングブルーにされる方も多いです。

このような意味で 

ブルーダイヤ ブルーサファイア アクアマリン など、青い石は特に選ばれています。

皆様も、指輪にこっそりと幸せへの願いを込めてみてはいかがでしょうか・・!


石は割れてしまう?

残念ながら、ダイヤモンド・ルビー・サファイア以外の石は、

硬度が低かったり、特性上割れやすさはあります。

サイズ直しの時には割れてしまうこともあります。

atelier tamariではもちろん、お修理をお受けしていますし、3年間は無料で石交換もできます。

ただし、日々メンテナンスの指輪をお預かりしている中で、割れている方にはほとんど出会いません。

お選びいただく時に、石の特性を理解してくださっているので、

大切にしてくださっていることを感じます。

結婚指輪のデザインを考える過程で大切なのは、「知った上で選ぶ」ということだと、atelier tamariは考えています。

このページを、ぜひ石選びにもお役立て下さいね。


内石のオプション価格は?

税込8800円となっています。


有形文化財の建物でリング選びを・・

大阪(心斎橋)/ 京都(三条)の結婚指輪・婚約指輪のオーダーメイド・アトリエ

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