2021.12.26 #Design

結婚指輪の色(地金の種類)選びのポイント

結婚指輪のデザインを選ぶ時に、みなさんがこだわるポイントは、やっぱり「色」です。

結婚指輪はファッションリングとは違って、毎日、しかも一生着けるもの・・

だからこそ、ずっと飽きずに好きだと思えるものを選びたいですよね。

写真は左から

K18イエロー K18ピンク K18グリーン K20イエロー K20ピンク K18シャンパン K18ホワイト K18グレー プラチナ

です。

それぞれの特徴についてお話ししたいと思います。


K18とK20の違いって?

K18(18金)とは、純金(24金)に、銀や銅・パラジウムなどの地金を混ぜた合金です。

純度が 18/24 つまり・・75%純度の金 ということです。

一般的にジュエリーでよく使われている K10(10金)と比較すると、純度が高く肌に優しい地金で、

また、変色もしにくく、結婚指輪や婚約指輪に多く使われています。

割金(純金に混ぜていく金属)によって、色が変えられるので、多彩なバリエーションのカラーが楽しめます。

K20(20金)とは、その純度が 20/24 ・・ つまり、約80%純度の金 です。

K18よりもさらに純金の配合割合が高いため、重みもあり、また色味も濃く高級感があります。

▲上の写真は、左から K22 K20 K18(イエロー)です。

微妙な色の違いなのですが、左に行くほど濃い色になるのがお分かりになりますか?


シルバー系の18金

一番人気は、「シルバー系の色味の18金」である、K18シャンパンゴールド です。

シャパンゴールドは、プラチナとゴールドの中間色のような色味です。

▼下の写真は、シンプルなリングを「ブラシ仕上げ」という小傷を入れて仕上げたもの。

こういったアンティーク感のあるデザインにもよく合います。

シャンパンゴールドの結婚指輪

ホワイトゴールドは剥げるのか?

K18ホワイトゴールドは、「剥げる」「変色する」ということを聞いたことがある人もいるかもしれませんが、

一般的に「ロジウムメッキ」というプラチナのような色のメッキをかけたゴールドを、ホワイトゴールドと呼ぶことが多く、メッキなのでこの場合は徐々に剥げてきてしまいます。

アトリエタマリのホワイトゴールドは、地金の配合で出している色で、ロジウムメッキはしていませんので剥げてくることは無いので、安心してくださいね。

K18グレーゴールドは、プラチナを黒くしたような色で、「ブラックゴールド」とも呼ばれます。

高価な純金とパラジウムのみで作っている地金で、高級素材です。


ゴールド系の18金

ゴールド系の地金の定番は「イエローゴールド」ですが、その他、ピンク・グリーンがございます。

グリーンについては、とても柔らかいため、デザインによっては制作ができないものもございます。

ピンクゴールドは、硬さもあり、肌色に近い色味がとても人気です。

▼下の写真は 上がK18ピンク 下がK18イエローです。

ゴールド系のマリッジリングはとてもおしゃれな印象となります。どのデザイン、テクスチャーにもおすすめできます。


プラチナってどういうものなのでしょうか?

プラチナは白く輝く希少な金属です。同じ白い地金「シルバー」と近い色ではあるのですが、重厚感がもっとあるシルバー色、という表現になってしまうのですが、銀色の地金といえばプラチナです。

プラチナにもゴールドと同様純度があります。

アトリエタマリでは、プラチナ900と、ハードプラチナ950という2種類のプラチナをデザインに合わせて使っています。

なぜ2つのプラチナを使い分けているのか、というと

プラチナ900の方は、パラジウム(これも希少な白い金属です!)とだけ混ぜて作ったもので、

粘り強さがあり、また加工もしやすく、テクスチャーを叩きながら入れていくデザインに主に使用しています。

ハードプラチナ950については、万年筆のペン先に使われる地金(ルテニウム)を配合することで、95%純度という高い純度で硬さも実現したものになります。

▼全部プラチナで制作した、エンゲージリング(crown/ヘアライン仕上げ)です。ダイヤモンドが引き立ちます。


結婚指輪はプラチナが良いのか、ゴールドが良いのか。

多くの方が悩むポイントですね。

海外ではゴールドの結婚指輪がメジャーなのですが、日本では圧倒的にプラチナが多いそうです。

アトリエタマリでは、逆にゴールドを選ぶ方が多いのですが、理由をお聞きすると

「好きな色、似合う色を着けたい」というお声が圧倒的に多いです。

肌に馴染むことや、傷がついても気にならない豊かな表情を持つ指輪を求めている方が多いからかもしれません。

ゴールドの中でも、シャンパンゴールドやホワイトゴールドなど、シックな色味もとても人気があります。

プラチナだと白すぎて肌に浮いて見える・・といった場合、シャンパンゴールドやホワイトゴールドを選んでみてはいかがでしょうか。

プラチナは高純度でアレルギーのある方にも安心なのと、変色の心配もほとんどありません。

何よりの魅力は”白い色と輝き” ・・

プラチナの白さは、留める宝石の色を最も美しく見せてくれます。

残念な点は色が1色しかない、という点でしょうか。ぜひダイヤモンドで彩りを添えてください。

▼下の写真は、プラチナの結婚指輪。特別オーダーでピンクダイヤを留めた制作例です。ピンクダイヤの微妙なニュアンスカラーが映えるのはプラチナだからこそ。

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